ノーフォーク・テリアの歴史を紐解くと、かつて「ノーリッチ・テリア」と同種として扱われていた時代へ行き着く。かつては立ち耳タイプも垂れ耳タイプも同じ名称で呼ばれていたが、1960年代に垂れ耳を持つ個体が独立した犬種として正式認定された。これが今日のノーフォーク・テリアである。
がっしりとした短い足と、引き締まった筋肉質なボディ。この体躯は、小動物を追いかけて狭い穴へ飛び込むために長年鍛え上げられてきた足跡そのものだ。野生味あふれるタフさを残しながらも、人間と密接に協働してきた歴史が、彼らの高い知性と人間に対する深い信頼感の土台を作っている。