下処理を終えた茹でたけのこをそのまま小分け冷凍するのは厳禁です。繊維の破壊を食い止め、美味しさを長期間閉じ込める2大テクニックを活用しましょう。
1つ目の強力なアプローチが、たけのこの砂糖まぶし冷凍です。薄切りや短冊切りにしたたけのこ200gに対し、砂糖大さじ1程度をまんべんなく振りかけて優しく揉み込みます。砂糖には極めて高い保水力があり、自由水(凍りやすい水分)を抱え込んで氷結晶の肥大化を防ぐ効果があります。料理に使う際の甘みが心配されることもありますが、調味段階でみりんや砂糖の量を少し控えるだけで、驚くほど自然な仕上がりになります。
2つ目は、煮物や汁物に最適なたけのこのだし汁漬け冷凍です。保存袋にスライスしたたけのこを入れ、冷ました白だしや和風だしをひたひたに注いで空気を抜いて密閉します。液体ごと凍らせることで食材が空気に触れず、冷凍焼けや乾燥を完全にシャットアウトできます。
どちらの方法でも、できる限り平らに広げ、金属製トレーの上に置いて急速冷凍させることが品質保持のポイントです。