この一件が決定打となった最大の要因は、メディアおよびスポンサー企業による迅速かつ徹底した契約解除ドミノでした。
特に象徴的だったのが、Googleのスマートフォン「Google Pixel」のテレビCMです。「消しゴムマジックで消してやるのさ」という象徴的なフレーズで親しまれていた看板広告は、騒動直後にYouTube公式チャンネルの全動画が非公開化され、テレビ放送も即座に差し替えられました。広告代理店関係者の試算によれば、複数社にまたがるCM違約金や差し替え費用は数千万円から1億円規模に達したと囁かれています。
さらに、パーソナリティを務めていた深夜の看板番組『フワちゃんのオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)も、わずか数日で正式降板が発表されました。生放送のラジオはタレントの人間性やトークの即興性がダイレクトに出る場であり、リスナーとの信頼関係を根幹とする番組だっただけに、局側としても継続は不可能と判断せざるを得ませんでした。