次亜塩素酸水の除菌効果については、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が詳細な検証試験を実施し、その有効性を公式に発表しています。
NITEの公表データによると、以下の条件を満たすことで新型コロナウイルスや各種病原体に対して十分な不活化効果が認められています。
- 拭き取り除菌の場合:有効塩素濃度35ppm以上(酸性領域)
- 流水で掛け流す場合:有効塩素濃度20ppm以上
アルコール(エタノール)消毒剤は、脂質の膜(エンベロープ)を持たないノロウイルスやロタウイルスに対して十分な効果を発揮しにくい弱点があります。これに対し、酸化力の強い次亜塩素酸スプレーは、ノロウイルスなどのノンエンベロープウイルスに対しても高い除菌効果を発揮する点が大きな強みです。
日々のドアノブやテーブルの清掃であれば50〜100ppm、嘔吐物処理後の仕上げ拭きや念入りな除菌を求める現場では200ppm前後の濃度を目安に選定するのが確実です。