刺青の筋彫りだけはダサい?未完成で放置される理由と世間のリアルな評判の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

多くの彫師や経験者が語る筋彫り放置理由は、大きく分けて「肉体的な限界」と「経済的な事情」の2点に集約されます。

第一に挙げられるのが激痛による挫折です。刺青の施術において、輪郭を彫る筋彫りは細い針を束ねて皮膚の深層へ一定の圧力でインクを走らせるため、面を塗るボカシとは質の異なる鋭い痛みを伴います。特に脇腹、背骨、胸骨、太ももの付け根などは激痛ゾーンとして知られており、筋彫り痛みに耐えられないままスタジオから足が遠のいてしまうケースは珍しくありません。

第二の壁となるのが費用の問題です。大規模な和彫りを背中一面や腕全体に彫る場合、完成までには数十万円から百万円を超える総額費用が必要になります。一般的な料金体系は「1時間あたり1万〜1万5,000円前後」のタイムチャージ制が主流ですが、生活環境の変化や予期せぬ出費によって次の予約を入れられなくなり、結果として筋彫り途中でやめる状態に陥る人が目立ちます。