2016年5月、先代司会者である桂歌丸師匠からバトンを受け継いだ春風亭昇太。司会就任当初は「回答者の大先輩たちをどう捌くのか」というプレッシャーが取り沙汰されたものの、就任から10年目を迎えた現在、その軽妙かつテンポの良い采配は番組の新たなスタンダードとして完全に定着しました。
演芸関係者やテレビ制作スタッフの間では、昇太の司会スタイルは「共感型・ファシリテーション型」と高く評価されています。昭和から平成にかけて主流だった絶対的権威による司会進行ではなく、回答者全員の持ち味を引き出しつつ、自らも絶妙なボケとツッコミをこなす柔軟性が、日曜夕方の長寿番組を現代の視聴者層へ繋ぎ止める原動力となっています。
また、寄席の現場でも精力的な高座を務め続けており、新作落語の旗手として培った圧倒的な話術と新作・古典の巧みな演じ分けで、客席を沸かせ続けています。テレビタレントとしての知名度に甘んじることなく、年間数百席に及ぶ高座に立ち続ける真摯な姿勢が、落語ファンからの厚い信頼を支えています。