NHKの大河ドラマや単発のスペシャルドラマにおいても、彼女の存在感は際立つ。時代劇での立ち振る舞いや、重厚な昭和の歴史劇におけるセリフ回しは、ベテラン俳優たちからも一目置かれるレベルだ。
日本エンターテインメント界において、これほどまでに「等身大の庶民」と「複雑なトラウマを抱えた人物」を双方自然体に演じ分けられる30代女優は極めて稀である。監督やスタッフの間でも「川栄に任せれば現場が引き締まる」「画が持つ」と絶賛の声が絶えない。オファーが絶えない理由は、画面越しに伝わる圧倒的なリアリティにある。