騒動の現場となったのは、東京都千代田区麹町、半蔵門駅近くの交差点でした。2026年8月24日の午後、青信号に従って右折レーンから合流しようとした一般車両に対し、赤信号を直進してきた高級車ベントレーが激しく衝突しました。このベントレーのハンドルを握っていた人物こそ、老舗くず餅の船橋屋を率いていた渡辺雅司社長(当時)でした。
事故直後の対応は、一般の常識を大きく逸脱するものでした。車から降りてきた渡辺氏は、青信号で進入してきた相手ドライバーに対し、「どっから入ってきてんだよ、お前」「赤信号だったろ!」と一方的に怒声を浴びせ、怒りに任せて相手車両の運転席ドアを強く蹴りつけたのです。
当時の様子を決定づけたのが、被害者側の車両に搭載されていたドライブレコーダーの映像でした。相手側が青信号で適法に交差点へ進入していた事実、そして渡辺氏の信号無視と威嚇行為の一部始終が鮮明な音声・映像として記録されていました。この動画が2026年9月下旬にSNS上に投稿されると、瞬く間に数千万回再生を記録。「老舗の看板を背負う経営者による暴挙」としてネット上は怒号に包まれ、瞬時に大炎上へと発展しました。