釧路地方気象台が長年蓄積してきた観測データを見ると、釧路の年間気温推移は日本国内でも極めて特徴的であると分かる。夏場に30℃を超える真夏日を記録することは極めて稀であり、全国的な猛暑に悩まされる時期でも涼冷な気候が保たれる。これが「避暑地」として近年急速に人気を集めている理由だ。
一方で、気象庁の統計データによれば冬の冷え込みは非常に底厳しい。降雪量は北海道の他地域に比べて比較的少ないものの、内陸からの放射冷却が加わる早朝の冷え込みは烈しい。路面凍結による転倒事故や凍傷を防ぐため、靴底に滑り止めが付いた防寒靴や、耳まで覆える帽子などの装備を怠ってはならない。