出隅・入隅の違いが5分でわかる!プロが教える覚え方と施工の完全版

出隅・入隅の違いが5分でわかる!プロが教える覚え方と施工の完全版

出隅・入隅の違いが5分でわかる!プロが教える覚え方と施工の完全版を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

インターネット上のDIY記事や動画サイトでは、出隅・入隅の処理に関してプロの現場規範とは乖離した誤解が散見されます。特に是正すべき代表的な誤認を検証します。

誤解1:「入隅は隙間なくピッタリ突き付ければコーキングは不要」
これは最も多い初歩的な失敗です。建物の入隅は必ずミリ単位で動くため、隙間なく突き付けて接着剤だけで固めると、逃げ場を失った内装材が突き上げを起こして盛り上がってしまいます。適度なクリアランス(目地幅)を確保したうえで、弾性を持つコーキング材で充填して動きを吸収させるのが正しい納まりです。

誤解2:「出隅の角はパテだけで綺麗に直角を作れる」
石膏ボードの出隅をパテのみで尖らせて成形しても、乾燥後の痩せや強度の不足により、軽く物が当たっただけで粉々に崩れます。プロの現場では必ず出隅コーナー役物(コーナービードやパンチングメタル)を下地にビス留め・ステープル留めした上でパテ処理を行い、物理的な下地強度を確保します。

誤解3:「外壁の入隅シーリングは奥までたっぷり充填すれば安心」
防水性を高めようと目地の底面までコーキングを密着させてしまうと、「3面接着」という重大な施工エラーになります。3面接着されたシーリング材は建物の揺れに追従できず、短期間で中央から裂けてしまいます。必ず底面にボンドブレーカー(絶縁テープ)を貼り、左右の壁面2点のみで支える「2面接着」を維持しなければなりません。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。