革選びは作品のクオリティを左右する最大の分かれ道です。初心者に心から推奨したいのは、コバ(革の断面)が磨きやすく、針を通しやすい「厚さ1.2mm〜1.5mmの植物タンニン鞣し革(牛ヌメ革)」です。
薄すぎる革(1.0mm以下)はコシがなくペラペラとした印象になり、逆に厚すぎる革(2.0mm以上)は手縫いの際に針を通す負荷が大きく、角の折り曲げも難しくなります。また、クロム鞣しの革は柔らかく発色が良い反面、断面を磨いて艶を出す「コバ磨き」が難しいため、最初の1作目にはハリとコシのあるタンニン鞣し革を選ぶのが鉄則です。