初心者でも3分でプロ級!恐竜イラストを簡単に描くデフォルメ術

初心者でも3分でプロ級!恐竜イラストを簡単に描くデフォルメ術

初心者でも3分でプロ級!恐竜イラストを簡単に描くデフォルメ術の要点や背景を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

恐竜を描く際、細かなウロコや筋肉の筋から描き始めてはいけない。まず捉えるべきは「ソラマメ」と「円」の組み合わせだ。頭部に丸を描き、胴体には傾けたソラマメをひとつ。それらをしなやかな曲線で繋ぎ、太ももに大きな卵型を配置する。このシンプルな骨格デフォルメさえ確立できれば、全体の骨組みは1分足らずで完成する。あとはアウトラインをなぞり、細部を肉付けするだけだ。

さらに、仕上がりを決定づける「見落としがちな3つの描き分けポイント」を押さえておきたい。

第一に、顎のヒンジとマズルの厚みだ。肉食恐竜であるティラノサウルスを描くなら、マズル(鼻先)を角ばらせ、目の後ろに大きな顎の筋肉スペースを確保する。逆に草食恐竜を描く場合は、頬のラインを柔らかく丸め、穏やかな嘴(くちばし)のラインを意識するだけで、種族の個性が一瞬で浮き彫りになる。

第二に、二足歩行と四足歩行における重心バランスである。ティラノサウルスなどの二足歩行タイプは、頭部と長い尾がシーソーのように釣り合う「水平姿勢」を保つのが現代の定説だ。上体を過度に起こさず、股関節の真上に重心を置くことで、倒れそうな違和感を完全に排除できる。

第三に、前足の向きと皮膚の質感差だ。例えば獣脚類の前足(手)は、人間のように手のひらを下に向けるのではなく、「拍手をするように内側を向かい合わせる」のが近年の生物学的に正しい描き方である。これに加えて、羽毛を連想させる柔らかなギザギザ線や、装甲を思わせる丸いプレートを背中に散らすだけで、イラストの説得力は劇的に跳ね上がる。

山崎 陸
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山崎 陸

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