芸能活動が激減した宮脇健を待ち受けていたのは、金銭をめぐる過酷な現実でした。宮脇健の借金の真相には、ビジネスの失敗だけでなく、周囲の悪質な取り巻きによる裏切りと詐欺被害が深く絡んでいます。
世間知らずで知名度だけがあった彼のもとには、甘い言葉で近づく自称・実業家やブローカーが群がりました。「名前を貸すだけで儲かる」「ケンちゃんの知名度で飲食店をやろう」といった誘いに乗り、名義貸しや連帯保証人の判を押してしまう事態が頻発。気がつけば、自らの浪費だけでなく他人の残した債務まで背負わされ、借金総額は最大で数億円規模にまで膨れ上がっていました。
連日押し寄せる借金取りの取り立てに怯え、電話のベルが鳴るだけで身体が震える極限状態。かつて日本中から拍手喝采を浴びた栄光の少年は、一夜にして人生の奈落の底へと突き落とされたのです。