訪れる者を圧倒する最大の看板メニューといえば、名物の「わらじカツ丼」だ。丼のフタが全く閉まらない巨大なカツが二枚鎮座し、特製の甘辛タレがサクサクの衣に染み渡る。さらに驚くべきは、食事を注文した客全員に提供されるバイキングコーナーだ。白米、手作りカレー、うどん、日替わりのお惣菜がすべておかわり自由という、信じがたい太っ腹システムが今なお健在である。
常連客の間で密かに楽しまれている裏技的な食べ方もある。わらじカツの一枚をご飯とともに味わった後、もう一枚をバイキングの自家製カレーにダイブさせて「セルフ極厚カツカレー」へと変化させるカスタマイズだ。さらに、うどん用の出汁を少しカツ丼にかけることで、あっさりとした出汁カツ茶漬け風に味変するテクニックも通の間で親しまれている。
現地取材で掴んだ混雑回避の攻略法も押さえておきたい。週末の昼時は1時間以上の待ち時間が発生することも珍しくない。狙い目は、開店直後の11時台前半か、ランチのピークを過ぎた14時前後のアイドルタイムだ。回転は早いが、駐車場の確保やスムーズな入店を狙うなら、時間を少しずらして訪問するのが鉄則と言える。