空路の混雑や航空券の高騰を背景に、いま改めて注目を集めているのが海路だ。福岡の博多港から韓国の釜山港を結ぶ高速船は、約3時間で両国を繋ぐ。空港のような面倒な手荷物検査の待ち時間が少なく、船内でのWi-Fi環境も快適なため、移動時間をそのままリモートワークに充てるビジネスパーソンも少なくない。
「飛行機に乗る緊張感がないのがいい」と、月に一度は釜山を訪れるという福岡在住のデザイナーは語る。港に着けば、そこはもうハングルの看板が躍る異世界。この手軽さこそが、海を挟んだ隣国ならではの魅力と言えるだろう。