ボカロP・Chinozo氏は、元々はベーシストとしてバンド活動を行っていた経歴を持ちます。2018年10月に初投稿を行って以来、洗練されたベースラインとポップセンスを武器に活動を続けてきました。
音楽メディア等の過去のインタビューにおいて、Chinozo氏は『グッバイ宣言』制作当時の心境について「ちょうど世界中がステイホームを余儀なくされた時期に、自分自身が部屋にこもって制作を続ける中で湧き上がった感情を形にした」と振り返っています。外出自粛という社会的な閉塞感を逆手に取り、「部屋の中にいること自体を最高に楽しんでしまおう」というポジティブな開き直りこそが、この楽曲の真の原動力でした。
また、ネット上では「何かの既存アニメや映画が元ネタではないか」という憶測も飛び交いましたが、公式の制作背景としてはChinozo氏自身の実体験と当時の時代の空気が直接的なインスピレーション源です。重苦しい空気が立ち込めていた2026年春の日本において、暗い現実を痛快に笑い飛ばすエネルギーが多くのリスナーに共鳴しました。