Q1:生後間もない新生児ですが、黒に近い濃い緑色のうんちが出ました。異常ですか?
A1:生後2〜3日目までに見られる黒緑色の便は「胎便(たいべん)」と呼ばれる正常な便です。赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときに飲み込んだ羊水、胎毛、胆汁色素などが蓄積されたもので、無菌かつ無臭です。生後3〜5日頃にかけて「移行便」と呼ばれる黄緑色〜黄色へと徐々に変化していきますので、心配ありません。
Q2:オムツを開けたときは黄色だったのに、片付けようとしたら緑色に変わっていました。なぜですか?
A2:便に含まれていた黄色の色素「ビリルビン」が、排泄後に外気(空気中の酸素)に触れたことで酸化し、緑色の「ビリベルジン」へと変化したためです。空気に触れて変色するのは化学的に極めて自然な反応であり、体内での異常を示すものではありません。
Q3:離乳食をスタートさせてから、急に濃い深緑色の便が出るようになりましたが関連はありますか?
A3:離乳食でほうれん草、小松菜、ブロッコリーなどの緑黄色野菜を食べた場合、植物性色素である「クロロフィル(葉緑素)」がそのまま便に反映されて鮮やかな緑色や深緑色になることがあります。野菜の繊維質も混ざることがありますが、赤ちゃんの機嫌が良く食欲があれば何ら問題ありません。
Q4:綿棒浣腸をしたら、濃い緑色の便が大量に出てきました。腸の中で腐敗していたのでしょうか?
A4:腐敗していたわけではありません。便秘によって便が直腸内に長く留まっていたため、腸内の空気や酸によってビリルビンの酸化が徹底的に進み、色が濃縮されて濃い深緑色になった状態です。溜まっていた便が出たことでお腹の張りが解消され、赤ちゃんがすっきりしていれば適切なホームケアができた証拠です。