常に唾液に触れ、床に落下することも多い歯固めは、日々の衛生管理が極めて重要です。素材の性質に合わない消毒方法を行うと、変形や劣化、カビの原因になるため注意が必要です。
シリコン製・耐熱プラスチック製は熱に強いため、煮沸消毒や電子レンジスチーム除菌、薬液(ミルトン等)消毒のいずれにも幅広く対応します。日々のケアとしては、赤ちゃん用食器洗剤で水洗いした後に消毒を行うルーティンが基本となります。
一方、木製や天然ゴム製は熱や長時間の浸水に弱いため、煮沸消毒や薬液へのつけ置きは厳禁です。木製は水拭きやアルコールフリーの除菌シートで汚れを拭き取り、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させます。内部に水が入り込む構造のものは、カビの温床になりやすいため水分をしっかり切ることが欠かせません。
歯固めをいつまで使うか(卒業時期)に関しては、上下の前歯が揃い、奥歯(第一乳臼歯)が生え始める1歳から1歳半頃が自然なフェーズです。この頃になると離乳食完了期を迎え、実際の食事を通じてしっかり噛む習慣が身につくため、歯固めへの執着は自然と薄れていきます。