赤信号点滅は徐行Ng!一時停止違反の罰則と黄色との違い・過失割合の要点や背景を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

交通事故鑑定人や現役警察官への取材を進めると、赤信号点滅の交差点で事故を起こした加害ドライバーのほとんどが、警察の現場検証で全く同じ言葉を口にすることが分かります。「徐行してしっかり左右を見たはずだった」「止まったつもりだったのに、相手が急に飛び出してきた」という証言です。

ここには、人間の視覚機能と心理メカニズムに起因する一時不停止事故の真相が隠されています。車が微速であっても動いている最中は、ドライバーの視野角は狭まり、路面の障害物や遠方の光に意識が奪われやすくなります。特に深夜時間帯は街灯が少なく、交差道路から時速50km前後で接近してくる黄色点滅側の車両の前照灯が、建物や街路樹の死角と重なって認識がコンマ数秒遅れます。完全に停止して初めて、人間の首と眼球は左右の空間をゼロベースで正視・知覚できるようになります。

交通情報コミュニティやSNSに投稿されたドラレコ映像の検証からも、リアルな現場実態が浮き彫りになっています。

「住宅街を抜ける交差点で赤点滅。スピードメーターは時速2km。停止線の手前でほぼ止まるくらいまで減速して鼻先を出した瞬間、黄色点滅側からノーブレーキの軽トラックが突っ込んできた。ドラレコを見返すと、自分の車輪は一度も完全には止まっていなかった」(40代・配送業男性)

「深夜の点滅信号交差点でパトカーに止められた。『徐行しましたよ』と抗弁したが、警察官に『ドライブレコーダーを見せてごらんなさい。車体が前後に揺り戻される完全停止の挙動が一切ないでしょう』と淡々と指摘され、反論の余地がなかった」(30代・自営業女性)

赤信号点滅深夜時間帯の交差点は、交通量が減るからこそ双方の車両が速度を出しやすい心理状態にあります。車輪の回転を完全にゼロにする「カックンブレーキの反動」が起きるレベルの停止をしなければ、近づく他車との距離感や速度の目測は容易に狂ってしまいます。