本作のメインプロットとして全編を貫くのが、第1話で発生する「池袋ヘヴン連続絞殺魔事件」と、マコトの想い人であった柴原リカの惨殺です。この事件の真相には、二重三重の狂気と歪んだ愛情が隠されていました。
実際にリカの首を絞めて死に至らしめた実行犯の真犯人は、医者の羽柴です。しかし、この事件を背後で操っていた真の黒幕は、マコトの恋人である渋沢ヒカルでした。清楚なお嬢様としてマコトに寄り添っていたヒカルは、幼少期の家庭環境から重度の多重人格(解離性同一性障害)を患っており、裏の人格に支配されていました。
ヒカルはマコトへの独占欲とリカに対する激しい嫉妬から、羽柴の変態的性癖を利用してリカをターゲットに仕立て上げました。さらに自作自演の狂言誘拐を仕組むなど、G-Boysとブラックエンジェルスの抗争を煽った張本人もヒカルでした。可憐なヒロインから冷酷な黒幕へと豹変する加藤あいの鬼気迫る演技は、ドラマ史に残る衝撃のクライマックスを生み出しました。