ネット上の古いブログ記事やSNSの過去ログには、「当日の朝から河川敷に行けば、無料の土手エリアで絶好の場所が取れる」といった情報が散見されます。しかし、現在の赤川花火大会において無料の自由観覧席は存在しません。この点を誤解したまま鶴岡へ向かうと、現地で途方に暮れることになります。
大会運営および地元警察は、安全確保と緊急車両動線の確保を最優先としており、会場周辺の赤川河川敷および堤防道路は厳格にフェンスで封鎖されます。無許可で設置されたレジャーシートやペグ、置き石は、見つけ次第「放置物」として即座に撤去・処分されます。スタッフへの抗議も一切受け入れられません。
また、もう一つの落とし穴が「車中泊や路肩停車による鑑賞」です。当日は鶴岡警察署による大規模な交通規制マップが適用され、会場周辺数キロ圏内の農道や市道は「駐停車禁止」および「居住者・関係車両専用通行帯」に指定されます。パトカーや警備員が常時巡回しており、迷惑駐車に対しては容赦のない取り締まりとレッカー移動が実施されます。「少しの間なら大丈夫だろう」という甘い見通しは、せっかくの夏を台無しにするリスクしか生みません。
さらに、遠征組が見落としがちなのが雨天決行・順延・中止基準の厳密さです。赤川花火大会は少雨であれば決行されますが、注意すべきは「上流の豪雨による赤川の増水」と「強風」です。打ち上げ場所が河川敷の低地にあるため、鶴岡市街地が晴れていても、朝日連峰など上流で大雨が降ると河川氾濫の危険が生じ、中止や中断が判断されます。順延日が設定されないケースもあるため、公式発表のアナウンス(当日正午および15時更新)を公式SNSで常に確認する防衛策が求められます。