チェーンソーの燃料で絶対に失敗しないための最新知識と実践管理術を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

チェーンソーの燃料について、ネット上ではいくつかの誤解が広がっている。その代表が「ハイオクを入れればパワーが上がる」という認識だ。結論から言えば、通常のチェーンソーにおいてハイオクを使用しても性能向上は期待できない。ハイオクは高オクタン価によるノッキング抑制が目的であり、2サイクルエンジンの混合燃料として使う場合、指定されたレギュラーガソリンで問題ない。むしろ、無駄なコストがかかるだけだ。

また、「かぶり」は単にオイルが多いから起こるわけではない。チョークの戻し忘れ、エアフィルターの目詰まり、低速域での長時間運転、点火プラグの劣化など、複合的な要因で発生する。特に、燃料が古くなると燃焼状態が悪化し、プラグにカーボンが付着して火花が飛ばなくなる「くすぶりかぶり」が起こりやすい。

さらに、燃料フィルターの存在を知らないユーザーも多い。燃料フィルターはタンク内にあり、定期的に交換しないと燃料の流れが悪くなり、エンジンがかからない・吹け上がらないという症状につながる。安価な部品なので、不調時の最初のチェックポイントとして覚えておきたい。