マットの材質に応じた個別のお手入れテクニックを押さえることで、素材本来の風合いを保ちながら長寿命化を図ることができます。
ゴムマット(ラバー・TPE樹脂)の洗い方と重曹の活用
アウトドアや雪道走行で活躍するゴムマットは、泥汚れだけでなく泥炭のミネラル分による白ボケが発生しやすい特徴があります。これには重曹(炭酸水素ナトリウム)を活用した洗浄が最適です。重曹水を吹きかけてブラシで擦り洗いすることで、研磨作用とアルカリ性の洗浄力により、ゴムの隙間に入り込んだ汚れを綺麗にリセットできます。洗浄後は日陰でしっかり乾かし、仕上げにラバー保護剤を薄く塗布すると新品のような黒艶が蘇ります。
純正フロアマットのお手入れとヒールパッドの摩耗対策
高級セダンやミニバンの純正フロアマットは毛足が長く密度が高いため、強い水圧を一箇所に集中させすぎるとパイルが抜けるリスクがあります。高圧洗浄機を使用する際はノズルを30cm以上離し、均一に噴射してください。また、運転席のアクセルペダル下に位置するヒールパッド周辺は靴のかかとによる摩擦で繊維が押し潰されているため、洗浄後に硬めの毛ブラシで毛並みを逆立てるようにブラッシングして乾かすと、ふんわりとした踏み心地が復活します。