ネットコミュニティ(SNS、大手掲示板、知恵袋)や自動車ディーラーの営業担当者への聞き取り調査を行うと、人気ナンバープレートを巡る興味深い実態とリアルな葛藤が浮かび上がってきます。
オーナーのリアルな実感
大手ディーラーの営業主任は次のように証言します。
「商談時に『納車日は遅れてもいいから、抽選ナンバーが当たるまで粘りたい』とおっしゃるお客様は一定数いらっしゃいます。特に『1』や『8』を指名されるお客様は、妥協して別の番号にするくらいなら納車を1ヶ月延期する覚悟を持たれています」
また、実際に「358」を取得した軽自動車オーナーの投稿では、「洗車時やドライブ時に数字を見るだけで気分が上がる」「事故なくゴールド免許を維持できているという自己暗示の効果は大きい」といった心理的な満足感を挙げる声が多く見られます。
周囲からの視線とギャップ
一方で、特定の数字に対する周囲の受け止め方にはギャップも存在します。「2525」に対しては「かわいらしい」「譲り合いの精神を感じる」と好意的な反応が大半であるのに対し、大排気量セダンや大型ミニバンでの「8888」や「1」のゾロ目に対しては、「後続車から見ると威圧感を覚えることがある」という率直な意見も散見されます。