現在、第3ターミナルはアジア圏を結ぶ主要LCCの一大ハブとして機能している。オーストラリアや日本国内を結ぶジェットスター・ジャパン、中国路線に強みを持つスプリング・ジャパン、そして韓国からの高い需要を支えるチェジュ航空など、多彩なキャリアが軒を連ねる。
一方で、近年のLCC市場は単なる低価格競争から「質」の競争へと変化しつつある。中長距離路線を展開するZIPAIR Tokyoのように、同じ成田を拠点にしながらも運用形態を分ける動きも見られ、航空各社は限られたターミナル資源のやりくりに知恵を絞る。
第3ターミナルは搭乗橋(ブリッジ)を使わず、搭乗口から滑走路上の機体まで歩いて階段(タラップ)を登る方式が主流だ。天候の影響を受けやすいデメリットはあるものの、これが圧倒的な着陸料削減と低運賃の維持に貢献している。