『相棒』を語る上で欠かせないのが、主演である水谷豊の存在だ。水谷は歴代の相棒役に対して常に深い愛情を注いできたが、とりわけ成宮寛貴に対しては演技者としての才能を高く評価していたという。
甲斐享が「ダークナイト」として逮捕されるという衝撃的な展開で降板した際、ファンの間には大きなショックが広がった。しかし水谷自身は、役柄の運命と成宮個人のポテンシャルを切り離して考えていたとされる。現場スタッフの証言によれば、水谷は「カイト(甲斐享)の物語をこのまま終わらせたくない」という思いを長年抱き続けていたという。二人の絆が断たれていないとすれば、画面上での再会は決して不可能ではない。