音楽の流行は巡るというが、今回の現象は単なる懐古主義ではない。1981年のリリース当時、その斬新すぎる歌詞とド派手な演出で世間を驚かせたこの曲は、45年の歳月を経てなお、全く色褪せていないのだ。むしろ、情報過多で少し冷めた現代社会において、このストレートな熱量が新鮮に響いている。
イントロが鳴った瞬間に空気が変わる。理屈抜きで体を動かしたくなるリズムは、言語の壁を軽々と超えてしまった。言葉の意味は分からなくとも、「1、2、3」の掛け声とともに世界中の人々がステップを踏んでいる光景は、音楽が持つ本質的な力を物語っている。