そもそも、アキラ100%の「丸盆芸」は、徹底されたプロフェッショナリズムの結晶である。お盆の持ち方、手首の返し、体の角度、そして照明の当たり方に至るまで、計算し尽くされている。彼は過去のインタビューで、お盆の裏側に滑り止めを施すなど、物理的な対策も万全にしていると語っている。
「見えそうで見えない」からこそ芸として成立するのであり、「見えてしまったら終わり」という極限の緊張感が笑いを生む。彼にとって、失敗しないことは芸人としての最低限のプライドであり、生命線なのだ。ネットの噂とは裏腹に、現場のカメラマンやディレクターとの息の合った連携こそが、数々の生放送を無事故で乗り切ってきた真実である。