デジタルネイティブであるZ世代の間で、意外なブームが起きている。昭和レトロなデザインの蚊取り線香の缶や、あの独特の天然除虫菊の香りが「エモい」として再評価されているのだ。SNSでは、あえてアナログな蚊取り線香をベランダやキャンプ場で焚く様子をアップする投稿が急増している。
金鳥はこのトレンドを敏感に察知し、パッケージデザインの復刻版や、インテリアに馴染む限定コラボレーション商品を次々と投入。単なる「虫を殺す道具」から、丁寧な暮らしやライフスタイルを演出する「カルチャーアイテム」へとブランドを昇華させることに成功している。