SNSのショート動画や写真投稿でひときわ目を引くのが、老舗純喫茶が提供するデカ盛りモーニングです。お皿の中央にそびえ立つ厚さ5センチメートルを超える極厚トーストに、あふれんばかりのバターと小倉あん、さらに山盛りのキャベツサラダとゆで卵がセットになってワンコインから600円台という破格の設定は、初めて目にする読者に強烈なインパクトを与えています。
東京・銀座の「アメリカン」に代表されるような、食パン1斤を丸ごと使いきった超ド級のたまごサンドイッチや、関西エリアの喫茶店で見られる「パンの中にグラタンが詰まったモーニング」など、各地の名物メニューは朝食の概念を軽々と覆します。こうした純喫茶の多くは、長年通い続ける地元客への感謝から値上げを最小限に抑えており、利益度外視のサービス精神が今なお息づいています。
実際に訪れた利用者の口コミでも、「朝食を食べに来たはずが夕方までお腹が空かなかった」「これで単品ドリンク代+100円は異次元」といった声が相次いでいます。レトロな店内の落ち着いた空気感と、目の前に運ばれてくる規格外のボリュームとのギャップこそが、世代を超えて人々を惹きつける最大の魅力です。