視聴率調査の大手であるビデオリサーチが算出する最新数字を精査すると、興味深い実態が浮かび上がってくる。従来の指標である世帯視聴率が堅調な伸びを見せているのはもちろんだが、より注目すべきは個人全体視聴率の伸び幅だ。特定の同居世帯だけでなく、家族一人ひとりが画面に引き込まれている様子が数値として表れている。
とりわけ、Z世代からM2・F2層(35〜49歳の男女)における数字の上昇が著しい。かつて朝ドラのコアターゲットとされた層を越えて、幅広い年代層に支持が広がっている事実が、現在の高水準な数字を強固に支える土台となっている。