「朝起きたら喉が痛い」とお悩みの方へ。朝一番の痛みが部屋の乾燥によるものなのか、それともウイルスや細菌の感染によるものなのか、その見極めは初期対応の成否を分ける。判断のカギを握るのは「水分の摂取後の変化」と「発熱などの全身症状の有無」だ。水分を補給し、しばらくして痛みが薄らぐようなら空調による過度の乾燥が主因と考えられる。一方で、水分をとっても強い痛みが残り、唾を飲むことすら辛い場合や、37.5度以上の発熱・倦怠感を伴う場合は感染症を疑うべきだ。
時間が取れない朝でも今すぐ試せる応急処置としては、まず白湯や常温の水でのどを湿らせ、塩水やアズレン配合のうがい薬で喉の奥を殺菌・洗浄することが有効だ。さらに、首元を蒸しタオルで温めたり、のど飴を活用して唾液分泌を促したりすることで、粘膜の自衛機能を急速に回復させることができる。痛みが激しい場合には、市販の消炎鎮痛剤を適正に使用し、早期に炎症を抑える行動が推奨される。