公園の芝生広場に足を踏み入れると、遠目からでもはっきりと視界に飛び込んでくるのが、鮮やかな朱色に塗られた巨大な獅子頭です。高さ9.65メートル、幅8メートル、奥行き9メートルという規格外のスケールを誇り、獅子頭の建造物としては日本一の威容を誇ります。
このモニュメントが作られた背景には、石岡市で毎年9月に開催される「常陸國總社宮例大祭(石岡のおまつり)」があります。関東三大祭りの一つに数えられるこの祭礼では、巨大な獅子頭を載せた山車が街中を練り歩く風習があり、獅子は石岡市民にとって歴史と誇りのシンボルそのものです。
巨大獅子頭の内部は展望台構造になっており、階段を上がるとちょうど獅子の「口の中」から園内や石岡の街並み、遠く筑波山の稜線まで見渡すことができます。大迫力の記念写真を撮影できるスポットとしても、世代を問わず高い人気を集めています。