CBDを取り巻く国内ルールは歴史的な転換期を迎えました。旧来の「成熟した茎および種子由来」という部位規制から、薬理作用をもつ「THC(テトラヒドロカンナビノール)の含有量規制」へとシフトした改正大麻取締法が施行され、2026年現在は厚生労働省の規制基準が市場を厳密に統制しています。
厚労省が定めたTHC残留限度値は極めて厳格であり、オイル製品で10ppm(0.001%)、水溶液で0.1ppm(0.00001%)といった水準が設定されています。法改正以前は、海外基準(THC 0.2〜0.3%未満)で作られた製品が国内検査をすり抜けて流通し、抜き打ち検査で微量THCが検出されて回収命令が下る事案が頻発していました。
2026年現在のCBD安全性最新情報として知っておくべきは、基準値を超える製品を所持・使用した場合、使用者自身が「麻薬等不法所持」として法的な責任を問われるリスクが生じた点です。かつての「部位が茎なら微量THCがあってもグレー」という曖昧さは完全に排除されました。違法リスクを回避するためには、正規の輸入通関検査と第三者分析証明書(COA)のトレーサビリティが担保された製品以外に手を出すべきではありません。