SNSが普及し、芸能人がこぞってプライベートを切り売りする現代において、この夫婦は徹底して「見せない」美学を貫いている。互いのSNSに登場することはなく、公の場で互いの名前を出すことも極めて稀だ。週刊誌の報道やネットの噂話に対しても、一切の反論をせず、ただ沈黙をもって自らの生活を守り抜いている。
この徹底したプライベートの管理こそが、結果として彼らのタレント価値を高める防壁となっている。安易な共感を求めず、作品を通してのみ観客と対話するその姿勢は、情報過多な現代において、かえって新鮮で信頼に値するものとして受け入れられているのだ。