大きな転機となったのは、稲垣吾郎、香取慎吾と共にスタートさせた「新しい地図」のプロジェクトである。所属事務所である株式会社CULENの柔軟な舵取りのもと、従来の芸能界の慣習に縛られない新たな活動スタイルを提示してみせた。SNSの積極的な活用やファンとの直接的なコミュニケーションは、エンターテインメントのあり方を根底から変革する試みとなった。
「ゼロからのスタート」を恐れず、むしろそれを楽しむかのような朗らかな姿勢。守りに入ることなく自由な表現の場を求め続けた選択が、結果として役者・草なぎ剛の潜在能力をさらに開花させることになった。制約がなくなったことで、彼の表現力はより深みと自由度を増していったのだ。