Q1:黄色い花が群生している場所を通ると、実際に鼻水や目のかゆみが出ます。花粉が飛ばないはずなのに、なぜでしょうか?
A1:その黄色い群生(セイタカアワダチソウ)の足元や周囲の土手に、背丈の低いブタクサやヨモギが同時に生い茂っているケースが極めて多いためです。目立つ黄色い花に意識を奪われてしまいますが、実際に吸い込んでいるのは足元に隠れたブタクサが風に乗せて放出した微小花粉です。また、セイタカアワダチソウに集まる昆虫や土壌のホコリが物理的に鼻粘膜を刺激している可能性もあります。
Q2:庭や近所の空き地に生えている場合、どちらも抜いて駆除したほうが良いですか?
A2:ブタクサは近隣住民のアレルギー被害を食い止めるためにも、花が咲く前の初夏(6〜7月頃)に根から引き抜く駆除が強く推奨されます。セイタカアワダチソウは花粉を飛ばしませんが、強烈な繁殖力で景観を損ね、周囲の植物を枯らす原因となるため、放置すると敷地全体を覆い尽くします。どちらの植物であっても、繁茂を防ぐためには蕾をつける前の早期除草が鉄則です。
Q3:秋の花粉症シーズンにおける外出時の服装や対策は、春のスギ花粉と同じで通用しますか?
A3:基本対策(不織布マスク、メガネ、花粉が付着しにくいツルツルした上着)は共通ですが、重要な違いがあります。ブタクサ花粉はスギよりも粒子が小さいため、目の粗いウレタンマスク等では粒子が通過して気管支へ達してしまいます。必ず「微粒子遮断性能の高い不織布マスク」を顔に隙間なく密着させて装着してください。また、草丈が低いため、足元から舞い上がる花粉を吸い込まないよう、河川敷の遊歩道や草むらの散策を避けることが春以上の特効薬となります。