「週末の深夜0時に画面をリロードし続ける予約ガチャにはもう戻れない」。そう語るベテランキャンパーは多い。予約ポータルサイトへの依存から脱却し、独自の会員制や事前アンケートによる「マッチング制」を取り入れるキャンプ場が関西でも目立ってきた。
趣旨を理解し、マナーと自然保護へのリテラシーを持つ人物だけが集まるコミュニティ。一見すると排他的にも映るが、結果として現場の治安は極めて良好に保たれ、トラブルは激減した。運営者と利用者の間に「顔の見える信頼関係」が築かれることで、リピート率は9割を超える拠点も現れている。大量集客を捨て、濃密な関係性を選ぶという経営判断が定着しつつある。