インタビューや過去の発言を振り返ると、二人が互いの仕事を深く尊敬し合っていることがよく分かる。家庭内では仕事の話をあまりしないと語る一方で、お互いの出演作をチェックし、刺激を受け合っているという。この適度な緊張感こそが、彼らの表現力を錆びつかせない秘訣だ。
馴れ合いではない。プロとしてのプライドがぶつかり合う場所。それが今回のアフレコスタジオだ。現場スタッフによれば、テスト収録の段階から、スタジオ内の空気はピンと張り詰めていたという。お互いの一歩も引かない演技の応酬に、周囲のスタッフも息をのんだ。