プリン体とは何か?痛風・尿酸値の仕組みと正しい排出法を徹底解説

プリン体とは何か?痛風・尿酸値の仕組みと正しい排出法を徹底解説

プリン体とは何か?痛風・尿酸値の仕組みと正しい排出法を徹底解説の詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

アルコール飲料の中でも、特にビールは痛風の引き金として知られています。ビールそのものに含まれるプリン体は100mlあたり約5〜10mg(350ml缶1本で約20〜35mg程度)と、レバーなどに比べれば数値自体は極端に高くありません。それにもかかわらずビールが危険視される理由は、以下の相乗効果にあります。

アルコール(エタノール)は肝臓で分解される際、体内のATP分解を促進して尿酸の生成を急増させます。同時に、アルコール代謝で作られる乳酸が腎臓からの尿酸排泄をブロックしてしまうため、血中尿酸値が急激に跳ね上がります。さらにビールは一度に飲む水分量が多く、含まれるプリン体の総摂取量がかさみやすい点も拍車をかけます。

近年人気の「プリン体ゼロ」「プリン体オフ」のビール系飲料は、食事由来のプリン体摂取を抑える手段として有効です。しかし、アルコールそのものに尿酸値を上げる作用があるため、プリン体ゼロであっても過度な飲酒は尿酸値の上昇を招きます。焼酎やウイスキーなどの蒸留酒であっても、適量を守ることが不可欠です。

鈴木 陽菜
Author

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。