ネット上の情報だけを頼りに布施のお好み焼き店を選ぶ際、いくつか注意しておくべき「盲点」が存在します。
第1の誤解は、「大阪市内中心部(難波や梅田)の観光有名店と布施の味は同じである」という思い込みです。観光地の大規模店ではオペレーションの効率化から事前にキャベツを混ぜて寝かせるケースも見られますが、布施の実力店では注文が入ってから空気を含ませるように手早く混ぜ、厚みのある鉄板でじっくり蒸し焼きにする伝統技法を守り続けています。その結果、キャベツの水分が適度に抜け、甘みとふんわり感が際立つ仕立てになります。
第2の盲点は、営業時間と予約ルールの違いです。布施の老舗店や大衆店は「予約不可・来店順」の店が多く、週末のランチタイムや夕食時には行列が発生することが珍しくありません。一方で、宴会や会食向けの鉄板焼き居酒屋業態であれば、「個室の予約」や「深夜営業」に対応している店舗が複数あります。目的が「純粋なお好み焼きの追求」なのか「お酒を交えた個室宴会」なのかを切り分けて店を選ぶ必要があります。