Q1:ボラの卵巣の塩漬けと「ボッタルガ」は何が違うのですか?
A1:基本的に同じ加工品を指します。ボッタルガ(Bottarga)はイタリア語で魚卵の塩漬け乾燥品を意味し、ボラを用いたものは「ボッタルガ・ディ・ムッジネ(Bottarga di muggine)」と呼ばれます。日本のからすみよりもやや水分を飛ばして硬めに仕上げられることが多く、すりおろしてパスタやサラダにかける使い方が主流です。なお、地中海ではマグロの卵巣で作る「ボッタルガ・ディ・トンノ」も存在します。
Q2:生のボラの卵巣が手に入らない場合、タラコやサワラの卵で代用して作れますか?
A2:タラコ(スケトウダラ)やサワラ、ブリの卵巣でも同様の塩漬け乾燥工程で珍味を作ることは可能です。しかし、ボラの卵巣は他の魚種に比べて卵粒が極めて細かく、脂質とタンパク質の密度が高いため、乾燥させた際にあの独特のねっとりとしたチーズのような食感が生まれます。他魚種の卵巣で作ると、ややパサついたり粒感が残ったりするため、本物の食感を求めるならボラ卵巣の調達をおすすめします。
Q3:開封後に固くなってしまったからすみを柔らかく戻す方法はありますか?
A3:乾燥して固くなったからすみは、少量の日本酒を表面に塗り、ラップで包んで常温で数時間置くとしっとり感が戻ります。また、あえてすりおろし器やチーズグレーターで粉末状(からすみパウダー)にしてしまい、パスタや卵かけご飯、温野菜のトッピングとして活用するのも無駄のない賢い方法です。