精肉店直営の食堂における最大の強みは、市場から直接仕入れた新鮮な肉をその場で調理できるスピード感にある。最新のトレンドとして注目を集めているのが、A5ランク黒毛和牛の「日替わり希少部位定食」や、わずか数食分しか取れない「厚切りリブロース定食」だ。肉のプロが端肉や希少部位を巧みに活用することで、高級割烹なら数千円は下らないクオリティが、驚くほど手頃な価格で提供されている。
通の間で語り継がれる裏技注文も見逃せない。定番の定食にショーケースのコロッケやメンチカツを1個単位で追加する「カスタム合い盛り」や、脂身の甘みを存分に味わうための「アブラ多めコール」、タレを別皿でもらい肉本来の旨味を塩だけで味わう「素焼き指定」など、直営店ならではの柔軟なオーダーが存在する。開店直後わずか30分で売り切れる限定ランチを狙うなら、午前中の早い時間帯に足を運ぶのが鉄則だ。