地上波テレビから事実上追放されたボビー・オロゴンは、活動の拠点をYouTubeへと移した。動画内では事件について独自の弁明を交えつつ、かつてのような陽気な振る舞いを再演してみせるが、視聴者の反応はかつてのように無邪気なものではなかった。コメント欄には厳しい批判と冷ややかな視線が溢れた。
その後、格闘技イベントRIZINへの参戦などを通じて起死回生を図り、一定の注目を集めることには成功した。だが、インタビューの端々で見せる家族への言及には、複雑な未練と自責の念、そして自己正当化が入り混じる。家族を失い、築き上げた社会的信用を失墜させた代償は、いかにリングで勝利を重ねようとも埋められるものではなかった。