猛暑が続いた2023年の夏。播磨灘から吹き寄せる心地よい潮風が、なぎさ公園を優しく包み込んでいました。午後7時30分、待ち望まれた最初の打ち上げ花火が漆黒の闇を眩しく照らし出します。
鮮やかな赤、青、金色の光が海面に反射し、水面と夜空が一体となる幻想的な光景が広がりました。連続して打ち上がるスターマインは圧巻の一言。重低音が腹に響くたび、会場全体が揺れるような錯覚さえ覚えます。
1時間にわたり繰り広げられた光のショー。最後を飾る金色のしだれ柳が夜空一面を覆い尽くすと、観客からは割れんばかりの拍手が湧き起こりました。伝統を受け継いできた地域の想いが結実した瞬間でした。