ネット掲示板やSNSでは、切り取られた一部の言動から「博多大吉は裏表が激しく、実は性格が悪い」といった極端な言説が独り歩きすることがあります。しかし、制作現場や関係者の証言を丹念に追うと、巷の噂とは大きく異なる現場の真実が見えてきます。
まず誤解されがちなのが、「後輩芸人を威圧している」という説です。大吉はバラエティ番組でしばしば若手のネタや立ち回りに厳しい指摘を加えますが、これは漫才作家や演出家としての視点に基づくプロ意識の表れです。実際に福岡吉本時代から後輩の面倒見の良さは有名で、自著やインタビューでも「若手がいかに最短距離で売れるか」をロジカルに言語化してきた指導役としての自負が語られています。
また、2019年4月に週刊誌『FRIDAY』でスクープされたフリーアナウンサー・赤江珠緒との白昼公園デート報道についても、ネット上では「不倫確定」のように誇張されがちです。しかし実際は、TBSラジオ『たまむすび』の番組体制見直しについて相談を受けるため、衆人環視の白昼の公園でテイクアウトのコーヒーを飲み、芝生で寝転がっていた場面を撮られたものでした。
密室ではなく白昼堂々の開放的な場所であったこと、双方の配偶者へ速やかに事情を説明し納得を得ていたこと、そしてラジオの生放送で一切の言い訳をせず、大吉自ら「疑念を招く軽率な行動であった」と頭を下げた対応は、危機管理の観点からも高く評価されました。決定的な不貞の証拠が存在しないにもかかわらず、写真の視覚的インパクトの強さゆえに、現在でも批判の材料として悪用され続けているのが実情です。