まず押さえておきたい基本情報として、金色疋殺地蔵の読み方は「こんじきあしそぎじぞう」、その前段階である始解の名称は「疋殺地蔵(あしそぎじぞう)」です。解号は「掻き毟れ(かきむしれ)」。多くの死神が自身の霊魂の精製として斬魄刀と心を通わせる中、涅マユリは初期段階から斬魄刀を独自に解体・再構築しており、始解の時点で極めて残忍な生体干渉能力を備えています。
始解状態の疋殺地蔵は、刀身が三叉の奇妙な形状に変化し、柄の上部に不気味な地蔵の顔が浮かび上がります。この刃で斬りつけられた対象は、脳から四肢への運動信号のみを完全に遮断され、身体の自由を完全に奪われます。麻痺とは異なり「痛覚はそのまま残る」という拷問仕様であり、敵を拘束して研究材料として解体するための極めて実践的かつ嗜虐的な設計です。
そして、卍解「金色疋殺地蔵」へと至ることで、その生体兵器としての規模は個人の戦闘レベルから局地殲滅兵器の領域へと一気に跳ね上がります。