昔のガリガリ君は今と別物?初期イラストの謎と50円時代の真相

昔のガリガリ君は今と別物?初期イラストの謎と50円時代の真相

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子どもがお小遣いを握りしめて買える駄菓子の王道として、ガリガリ君は常に「圧倒的なコストパフォーマンス」を誇ってきました。その価格推移を振り返ると、日本の物価と企業の良心的な姿勢が浮かび上がります。

1981年の発売当初、価格は1本50円でした。当時の物価から見ても破格の安さで、子どもたちの放課後のおやつとして不動の地位を築きます。その後、1991年に消費税の導入や原材料費の高騰を受けて60円(税抜)へと改定されましたが、以降は長年にわたって企業努力による価格維持が続けられました。

そして2016年、実に25年ぶりとなる「60円から70円への値上げ」が発表されます。この時に放映されたテレビCMは、広告業界のみならず世界中で大きな話題となりました。当時の社長をはじめとする役員や社員が横一列に並び、高田渡の名曲「値上げ」をBGMに深々と頭を下げる「値上げ謝罪CM」です。

わずか10円の値上げに対して真摯に頭を下げる誠実な企業姿勢は、消費者の反感を買うどころか「25年間も60円で頑張ってくれてありがとう」「これからも買い続けます」という異例の応援ムードを生み出しました。このCMは国内外の権威ある広告賞を多数受賞し、ブランドの信頼性を一段と高める歴史的な転換点となったのです。

井上 凛
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井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。