社会人の英語やり直し学習者を指導する語学コーチングスクールの実態調査では、受講生が文法チェックテストで最も失点しやすい単元の一つとして「used toの判別」が挙げられています。
大手オンライン英会話サービスの受講者コミュニティやSNS上でも、「会議で『I'm used to drive』と口走ってしまい講師に直された」「TOEICのPart 5でbe used toの後ろに原形を選んでしまった」といったリアルな告白が多数寄せられています。
現場の指導者によると、混乱が生じる背景には「視覚的な綴りの類似性」と「日本語訳の丸暗記」があります。字面だけで「ユーズド・トゥ」と一括りに記憶していると、実際の英会話やリスニングで瞬時に主語の性質やtoの役割(不定詞か前置詞か)を脳内処理できなくなります。「主語が人か物か」「状態を表すbe動詞が存在するか」を瞬時にスキャンする認知トレーニングが必要です。