びわの木剪定で実がつかない原因は?巨大化を防ぐ芯止めと最新手入れ法

びわの木剪定で実がつかない原因は?巨大化を防ぐ芯止めと最新手入れ法

びわの木剪定で実がつかない原因は?巨大化を防ぐ芯止めと最新手入れ法について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

びわの木を健康に保ち、毎年大きく甘い果実を収穫するためには、枝を切る「剪定」だけでなく、「摘蕾(てきらい)」と「摘果(てきか)」を連動させた年間のお手入れサイクルが必須となります。

■ STEP 1:不要枝の間引き(9月〜10月 または 2月〜3月)
まず樹冠の内側を観察し、日光を遮っている「徒長枝」、幹に向かって内側に伸びる「内向枝」、枝同士が擦れ合っている「交差枝」を根元から切り落とします。びわは葉が大きく厚いため、枝が混み合うと内部が真っ暗になり、奥にある小枝が枯れ込んでしまいます。「樹の内側に木漏れ日が適度に落ちる程度」を目安に間引きます。

■ STEP 2:摘蕾作業(10月〜11月)
びわは1つの花房に数百個もの小花を密集して咲かせます。これを放置すると木がエネルギーを著しく消耗し、実が小さくなるだけでなく隔年結果(1年おきにしか実がつかない現象)を引き起こします。花が咲く直前に、花房の先端部と基部の小花を指で摘み取り、中央部の3〜4段(小花20〜30個程度)だけを残す「花房カット」を行います。

■ STEP 3:摘果と袋かけ(3月下旬〜4月上旬)
寒波を越えて冬を乗り切った幼果の中から、形の良いものを選抜します。1つの花房に多数ついている幼果を、大果種(田中・茂木など)であれば1房に1〜2個、中果種であれば2〜3個に絞り込み、残りはすべてハサミで間引きます。摘果後すぐに果実専用の二重袋を被せることで、鳥害やカメムシなどの害虫被害、強い直射日光による日焼け斑を防止します。

斉藤 蓮
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斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。